カテコールアミンの脳神経生化学とパーキンソン病(永津俊治名誉教授)ビタミン学会誌より
2023年7月30日小生が若かりし頃、異形フェニルケトン尿症の補酵素であるテトラヒドロビオプテリン(BH4)を測定しておりました。そのころに繰り返し読んだ論文の著者が永津先生であります。その永津先生はビタミンB研究協議会…続きを読む
2022年に欧米で流行した小児急性肝炎(小児内科2023、4月号)
2023年6月26日小児の原因不明の急性肝炎が欧米で急増し、日本でも報告が見られるようになりました。肝酵素が著増しA-E型の急性肝炎が除外されたもので、病原ウイルスとしてアデノウイルス、アデノ随伴ウイルス2、新型コロナウ…続きを読む
小児脳脊髄液漏出症
2023年5月29日第65回日本小児神経学会が岡山で開催されました。尾道市民病院の守山英二先生の講演 2000年代初頭から交通事故やスポーツ外傷等の後に、脳脊髄液が漏れ出し減少することによって、起立性頭痛などの頭痛、頸部…続きを読む
股関節への運動負荷後に発症する可能性閉鎖筋炎について(小児感染免疫 2022/4号から)
2023年4月30日5歳のこどもがペダルカーで遊んだ後、発熱、股関節・膝関節痛を生じ血液培養でブドウ球菌が分離されたという報告です。股関節にある内・外閉鎖筋は損傷を受けやすく、そこに細菌(主に黄色ブドウ球菌)が定着すると…続きを読む
壊血病(ビタミンC欠乏症)が増加している
2023年3月26日日本ビタミン学会誌ビタミン(2023 NO3)から、日本では自閉症スペクトラム症(ASD)ら神経発達症のこどもを中心に壊血病が増加していて、世界的には年齢を問わず増加しているとのこと。ASDでは偏食、…続きを読む