チック症の病態メカニズム解明(第29回トゥレット研究会会誌より)
2024年1月28日神戸大学の橘先生はモデルマウスを作成し病態解明に挑んでいます。チック様症状が発現している間、マウス脳では運動関連のみならず情動関連領域も活性化し線条体に入力が入り、視床下核、淡蒼球、黒質網様体を経て視…続きを読む
文芸春秋2024年の論点 読んでみた
2023年12月31日電気代はタダ同然に 核融合発電は実現するのか 水素の原子核同士が融合し、重い原子核にかわる核融合反応を利用する。欧米でスタートアップ企業が出来てきて、日本でも周辺機器の開発が活発になってきたとのこと。…続きを読む
名古屋の日本小児感染症学会行ってきた
2023年12月3日千葉大の濱田先生の小児多系統炎症症候群(MIS-C)の病態-川崎病の類似点と相違点-という発表をご紹介します。COVID-19のパンデミックの後に、毒素性ショック症候群または川崎病(KD)を疑わせる多…続きを読む
食物アレルギー児への複数の微量食物を含んだミックスパウダー投与の安全性の検証(外来小児科2023 No2から)
2023年11月1日近年、増えてきた食物アレルギーの治療として、食物除去よりも安全性を担保しながら食物摂取を勧めるほうが食物アレルギーの発症を抑制できるということが知られています。著者の西村先生(にしむら小児科)は多種類…続きを読む
RSV感染症の疫学や予防方法の変化と将来の展望(日本小児科学会雑誌2023 7月号から)
2023年10月3日RSV感染症は乳幼児に疾病負荷の大きな呼吸器感染症です。日本では死亡リスクは高くはありませんが、低所得国では高い、つまり適切に治療されなければ死亡リスクが高い疾病ということです。死亡リスクが高くなくて…続きを読む