近畿小児科学会行ってきた(3/10)
2024年3月31日信州大学医学部小児科教授の中沢先生は血液疾患の患者さんが亡くなったことをきっかけにCAR-T細胞治療を学ばれましたが、日本で治療を広めるためにはウイルスベクターを用いて作成しても広まらないと考え、酵素による非ウイルスCAR-T細胞を実用化しました。救えなかった命に対するくやしさを持ち続け、途中からオリジナルの治療を開発しきったところに運を含め、努力のたまものと感じます。次に京都府立医大泌尿器科の内藤先生のおねしょの診かたUpdateです。夜尿症治療に使うミニリンメルトはヨーロッパでは480(日本では240)㎍まで使用している、ということはかなり安全、普通は水中毒という副作用は起こりえない。アラーム療法は夜間の膀胱容量を増やして再発率も低い。少々夜尿があっても本人、家族が困っていなかったら緩解としてよい、ということで早速お母さんに聞いてみたら、困っていますよと言われました。どの講演も素晴らしいのだったけど、同時並行だから全部聞けなくて残念。
3月はモネ展(他人の後頭部も同様に見た)、ザ シンフォニーホール(清塚信也さんxラフマニロフ)、ゴールデンカムイ(不死身の杉本!)行ってきました。どれもよかった。イチローや大谷を見逃していたけど球春到来、ラグビーもそうです、リアルを見に行きたいと思います。