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あずまがわ小児科クリニックブログ

名古屋の日本小児感染症学会行ってきた

2023年12月3日        

千葉大の濱田先生の小児多系統炎症症候群(MIS-C)の病態-川崎病の類似点と相違点-という発表をご紹介します。COVID-19のパンデミックの後に、毒素性ショック症候群または川崎病(KD)を疑わせる多臓器にわたる強い炎症を起こす疾患がMIS-Cとして報告されました。川崎病は様々な病因によって発症する症候群であるのに対して、MIS-CはCOVID-19によるものであるのだから、KDとの異同はあって当然なのだけど、MIS-CはCOVID-19罹患後4週間後くらいに年齢の大きな子供が胃腸炎症状やショック症状を呈するという。他にも罹患する血管の違いなどもありKDとは異なるものであるらしい。でもこれをKDではなく、わざわざMIS-Cとして報告したところは、西洋人の意志を感じます。個人の名前がつく病名は国籍を問わず減っていますが、後出しで病名を変更しようとしたのではないかと思っていましたが、そうではないようです。

日本のGDPが来年に世界4位になるという。円安によるものですが、ドイツの生産性は日本より高いこともあって人口が少ないにも関わらず逆転するという。今の時代に郵便で送り返して、訂正印を押すようなことをしていては仕事の効率は低いですわな。日本経済が低迷しているので給与が上がらずデフレなんだろうけど、インフレがひどくてもそれはそれでよくないので、とにかくみんな頑張って働きましょう。為替が変動すればまた3位に返り咲くだろうけど、日本は海外に工場進出したりしているのでGDPだけが目安ではないと思います。それよりも赤字国債とか減らさないといけないと思います。4万円減税みたいなことで踊らされていてはいけません。

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