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あずまがわ小児科クリニックブログ

神経発達症の子の親を対象とするペアレント・トレーニングの効果(日本小児科学会雑誌2024/7月号)

2024年7月31日        

問題行動に対する治療対応としてオペラント条件付け(問題行動への対応によりよい行動を増やしたり、よくない行動を減らす技法)を用いた行動療法がおこなわれ、さらに親に対応能力を身につけてもらうためのペアレント・トレーニング(PT)が行われるようになりました。

PTプログラム

・神経発達症の理解とこどもの行動観察

・こどもの行動を よい、よくない、許されない に3区分する

・こどもの行動でよい行動に注目し、ほめることでよい行動を増やす。

・親子タイム 一定時間こども主導の遊びをし、そのなかでこどもの良いところをほめる練習をする。

・上手な指示 気持ちを落ち着け-近づき-穏やかな口調での指示を練習する。口調を変えず同じ指示を、指示に従うまで繰り返す

・無視 こどもの良くない行動を無視することでその行動を減らす。

・トークン法 こどもに身につけさせたい行動を選んで、できた項目が基準に達すればご褒美を与える。

・タイムアウト 許されない行動(危険行為、ルールを破る行動)に対し数分間楽しみの場から外す。

こういったプログラムですが、親の行動がこどもの行動に影響を与えているので改善しましょうといったものだと思います。これなら集団で行わなくても個別に対応してもらえそうです。

オリンピックがはじまりました。番狂わせもありますが、現在、日本が金メダルトップらしいです。本日未明2時の男子バスケットボールすごかったですね。誤審がなければ日本が勝っていたかもしれないのですが、アウェーなのでこういうこともあります。次切り替えていきましょう。

以前から行きたかった那智の滝に行ってきました。雨でしたが水量が多くて、轟音を堪能してきました。

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