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あずまがわ小児科クリニックブログ

臨床アレルギー講習会(9/16)

2024年9月29日        

日本アレルギー学会の講習会に参加しました。

食物誘発胃腸炎症候群(FPIES)はIgEという抗体に依存しない食物アレルギーで以前からミルクによる消化管アレルギーとして知られていました。最近、卵黄FPIESが増えてきているので血液検査をして抗体が陰性でも消化器症状が続く場合は専門医に紹介が必要です。

経口負荷試験については一定の間隔をあけてリスクに注意しながら行いたいと思います。もちろんアナフィラキシーのリスクのある時は病院を紹介します。食物抗原のIgE抗体が高くても、食べて下げるということが重要です。

アナフィラキシーの定義についても再確認しました。全身性の皮膚・粘膜症状に加えて気道/呼吸、循環器、消化器症状の中から少なくとも1つの他の重大な臓器症状がある、全身性、重大なということは重要みたいです。

抗アレルギー剤の眼瞼クリーム(1日1回塗布)が2024/3月に発売されました。使用を検討しようと思います。

自民党総裁選は初の女性総裁を期待しましたが、右翼的だとかで逆転されました。海外在住の日本人が殺されたり、領空・領海を侵犯されて、自衛隊機が威嚇のフレアを投下したり、現在の世界情勢をふまえると非常事態ですので、そういった時期に火中の栗を拾わなくてよいという方もおられたので、次に期待しましょう。本当は言うべきことを言ってもらわないと、どんどんエスカレートして戦争になりかねないので、石破さんにはそこを期待したいです。

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