壊血病(ビタミンC欠乏症)が増加している
2023年3月26日日本ビタミン学会誌ビタミン(2023 NO3)から、日本では自閉症スペクトラム症(ASD)ら神経発達症のこどもを中心に壊血病が増加していて、世界的には年齢を問わず増加しているとのこと。ASDでは偏食、世界的には精神疾患、アルコール多飲、喫煙、独居、薬物乱用のような背景を持ち、生きる気力を失ってセルフ・ネグレクト状態にある人に多いという。水溶性ビタミンの宿命であるかと思いましたが、脂溶性ビタミン、葉酸、鉄、亜鉛、セレンも不足するという。日本小児科学会3月号からは発達性ディスレキシア(LDの一つ)の音読困難を、アプリケーションを用いて改善したという報告があったので、早く一般に広まることを期待します。
WBCの春を子規と観る(産経新聞3/26)
死ぬ前に見ておくべきものはアイスランドのオーロラ、万里の長城に続き、大谷翔平の打撃練習だそうだ。村上は衝撃的と感じ純粋に自分もこうなりたいと感じたという。山川はすごすぎる残像を打ち消すために帰国後練習を再開した。
大谷は決勝戦の前に‘憧れるのをやめましょう。憧れてしまったら超えられない’と呼びかけたという。ダルビッシュは‘野球は楽しくやるスポーツ’と声掛けした。
普通の人に当てはまるわけはない、本番の前に血のにじむような鍛錬のあとにでてきた言葉だけど、これが日本の最近の進化だと思う。
こどものころに将来の自分を思い描き、そのために邁進する。小児科の指導医講習会でやった時に初めて同じような経験(作画)をしました。近年の教育現場の進歩の恩恵であるかもしれないけど、よく考えたら大谷君本人が頑張ったからだと思いました。栗山監督は選手を信頼して失敗しても叱責しない、昔ながらの体育会系ではなくて選手のよさを引き出した。ここまで書いてリーダーの資質として選手(国民)の資質を引き出すのに、専制的ではなく民主的、自主的で、さらに選手(国民)も自らレベルを引き上げていくことが大事なのではないかと思いました。日本野球、ひいては日本人がさらに進化することを期待するのでした。