アトピー性皮膚炎の新しい治療
2023年2月27日アトピー性皮膚炎診療ガイドライン-Update (アレルギーの臨床2022.2月)をひも解くと、抗ヒスタミン薬、保湿外用剤、ステロイド外用薬に加え、プロアクティブ療法といった治療法がある。プロアクティブ療法とは、皮膚炎が治癒したといっても再燃を繰り返すので、間歇的に治療を行い良い皮膚の状態を維持するというものです。2000年代に入ってカルシニューリン阻害剤であるタクロリムスが上市され、シクロスポリンに適応が追加されました。その後、生物学的製剤やJAK(ヤヌスキナーゼ)阻害剤が使用できるようになりました。中等症以上のアトピー性皮膚炎に選択肢が増えました。つい最近、ジファミラスト(モイゼルト軟膏)が発売されました。維持療法によいとのことで、ステロイドの副作用を減らすことができるかもしれません。
もう2月も終わります。2月は建国記念日と天皇誕生日という、大事な国民の行事がありました。それに2/24ロシアによるウクライナ侵攻という忘れてはならない日が加わりました。最近は2/14は言われないと忘れているなあ。