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あずまがわ小児科クリニックブログ

2022年第1号 脳と発達 第54巻から ―聴覚過敏を持つ自閉スペクトラム症(ASD)の児に対するイヤーマフの有効性と課題について―

2022年1月10日        

ASDのお子さんで防音防護具としてイヤーマフをされているのをご存じでしょうか。イヤーマフの良かったこと:落ち着く、音のストレスが軽減し安心材料となった、安心して出かけられるようになった、不安を和らげる効果があった、恐怖心や不安軽減にも効果的であった、パニックが消失した、イライラが減り暴言暴力が減った、両手が使えるようになった、トイレに行けるようになった、授業に集中できるようになった、必要な音だけ聞けるようになった。

良くなかったこと:音がしなくても手放せなくなりこだわりになってしまった、外す工夫ができず依存してしまった、安心感から外せなくなってしまう、常に装着していないと不安になる、蒸れて汗疹ができた、外耳炎になった、いじめられた、クラスメートが使いたがった。

何事にも一長一短があるようで、適切に使用できているか注意深い観察が必要です。

今日は初場所の2日目 照強という小兵のお相撲さんに初日がでました。仕切りの前のパフォーマンスも面白いです。相手の顔から目を離さない。勝負って負けるべくして負け、勝つべくして勝つといえばそれまでですが、小兵が勝つために工夫を凝らしているのは、見ていて感心します。

今年は正月から寒波襲来して東北、北海道は大変でした。千歳空港で足止めをくらった人はお疲れさまでした。患者さんの中には函館空港から無事帰ってこられた方もおられたようです。でも大きな事故がなくてよかったと思います。起こってしまったことを嘆くよりも、常に前を向かって進む心構えが重要です。自分にも欠けているところなので、気を付けていきたいと思います。

今年も10日がたちましたが、本年もよろしくお願い申し上げます。

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